【2026年版】日本の健康保険制度とは?仕組みや自己負担割合、最新の変更点をわかりやすく解説
- ほけんイージー編集部
- 4 日前
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日本の医療制度は、世界でも有数の充実度を誇る「国民皆保険制度」に基づいています。しかし、2024年末の紙の保険証発行終了や、2026年の診療報酬改定など、制度は刻々と変化しています。
本記事では、日本の健康保険の基本的な仕組みから、窓口での自己負担割合、そして2026年に押さえておくべき最新トピックスまで、公的情報をベースに徹底解説します。
1. 日本の健康保険制度「3つの柱」
日本の公的医療保険は、職業や年齢によって加入先が異なります。まずは自分がどの区分に該当するかを確認しましょう。
区分 | 主な対象者 | 運営主体(保険者) | 特徴 |
被用者保険(社保) | 会社員、公務員、およびその家族 | 健保組合、協会けんぽ、共済組合 | 保険料は会社と折半。家族を「扶養」に入れることが可能。 |
国民健康保険(国保) | 自営業、フリーランス、退職者 | 都道府県・市区町村 | 扶養の概念がなく、家族全員が被保険者。保険料は全額自己負担。 |
後期高齢者医療制度 | 75歳以上の方 | 後期高齢者医療広域連合 | 75歳(一定の障害がある場合は65歳)から全員が加入。 |
2. 医療費の窓口負担は何割?(年齢・所得別)
医療機関の窓口で支払う自己負担割合は、年齢や所得によって以下のように定められています。
小学校入学前: 2割
小学校入学後〜69歳: 3割
70歳〜74歳: 2割(※現役並み所得者は3割)
75歳以上: 1割(※一定の所得がある方は2割、現役並み所得者は3割)
3. 高額な医療費も安心「高額療養費制度」の仕組み
重い病気や怪我で入院・手術が必要になり、1ヶ月の医療費が多額になった場合でも、「高額療養費制度」があるため、個人の支払額には上限があります。
ポイント:限度額適用認定証を活用しよう事前に「限度額適用認定証」を提示する、もしくはマイナ保険証を利用して情報提供に同意することで、窓口での支払いを最初から上限額までに抑えることができます。
4. 【2026年最新】健康保険の重要な変更点
2026年現在、制度のデジタル化と効率化が加速しています。特に以下の3点は必ず確認しておきましょう。
① マイナ保険証への完全移行
従来の健康保険証の猶予期間が終了し、2026年以降はマイナンバーカード(マイナ保険証)による受診が原則となっています。紛失や未取得の方向けには「資格確認書」が交付されますが、マイナ保険証を利用することで過去の処方薬データに基づいたより良い診察が受けられるメリットがあります。
② 2026年6月の診療報酬改定
2026年(令和8年)6月には、2年に一度の診療報酬改定が行われます。これにより、特定の診療内容や薬代の点数が見直され、窓口負担がわずかに変動する可能性があります。
③ 出産育児支援の拡充
少子化対策の一環として、出産育児一時金の支給額が引き上げられるなど、現役世代への給付面での支援も強化されています。
5. 公的保険でカバーできない費用に注意
日本の公的医療保険は非常に強力ですが、すべての費用が対象になるわけではありません。以下の費用は全額自己負担となります。
差額ベッド代(個室や少人数部屋を希望した場合の費用)
先進医療の技術料(厚生労働省が定める高度な医療技術)
入院中の食事代(標準負担額)
診断書などの文書料
これらの「公的保険の穴」を埋めるために、民間の医療保険などを併せて検討するのが賢い備え方と言えます。
制度を知って賢く受診しましょう
日本の健康保険制度は、誰もが安心して医療を受けられるための大切な仕組みです。2026年からはデジタル化がさらに進み、マイナ保険証を活用したより便利な医療体験が普及しています。
制度の内容を正しく理解し、高額療養費制度などを賢く活用して、自分と家族の健康を守りましょう。