結婚したら保険は見直すべき?共働き・妊娠中など夫婦のタイプ別・選び方を徹底解説
- ほけんイージー編集部

- 7 時間前
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結婚は人生の大きな節目であり、生活環境がガラリと変わるタイミングです。「独身時代に入った保険のままでいいの?」「共働きだから保険はいらない?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、結婚は「守るべき家族」ができるため、保険を見直すベストタイミングです。ただし、闇雲に新しい保険に入る必要はありません。
この記事では、夫婦の働き方(共働き・専業主婦)や、妊娠のタイミングに合わせた「本当に必要な保険の選び方」を、公的保障(国の制度)の仕組みも交えて分かりやすく解説します。
そもそも結婚したら保険の見直しは必要?
独身時代は「自分の医療費」や「葬儀代」だけを考えていれば十分でした。しかし、結婚すると「自分に万が一のことがあったとき、パートナー(配偶者)が生活に困らないか?」という視点が加わります。
特に以下の3つのリスクは、独身時代とは重みが違います。
死亡リスク: パートナーに生活費を残す必要があるか?
病気・ケガのリスク: 治療費に加え、収入減をどうカバーするか?
働けなくなるリスク: 長期療養中の生活費はどうするか?
これらをカバーするために、現在の保険で「足りているか」あるいは「入りすぎていないか(無駄な出費がないか)」を確認作業が「見直し」です。
【タイプ別】夫婦の働き方で変わる!必要な保険の優先順位
「結婚=死亡保険」と考えがちですが、夫婦の働き方によって優先すべき保険は全く異なります。あなたの家庭はどちらのタイプですか?
◆パターンA:共働き夫婦(DINKS)の場合
お互いに収入があるため、どちらかに万が一のことがあっても、残されたパートナーが即座に生活困窮する可能性は低いです。そのため、高額な死亡保障(数千万円など)の優先度は低めです。
▼共働き夫婦が優先すべき保険
医療保険・がん保険:
病気で収入が減った際の治療費補填として重要です。
就業不能保険:
「生きてはいるが働けない」状態になった際、給与の代わりを受け取れる保険です。住宅ローンや日々の生活費を維持するために、お互いの収入を補完し合う意味で重要です。
共働きの場合、「死亡保障」は葬儀代整理費用(200〜300万円程度)に留め、その分を「貯蓄」や「資産形成」に回すのが賢い選択です。
◆パターンB:片働き(専業主婦・主夫)の場合
大黒柱となる方に万が一のことがあると、家計が破綻するリスクが高いため、手厚い保障が必要です。
▼片働き夫婦が優先すべき保険
死亡保険(収入保障保険):
大黒柱となるパートナーには、残された家族が生活できるだけの十分な死亡保障が必要です。「収入保障保険」であれば、給与のように毎月定額を受け取れるため、保険料を抑えつつ大きな安心を得られます。
医療保険:
専業主婦(主夫)の方も加入をおすすめします。家事・育児担当者が入院すると、外食費の増加や、ベビーシッター・家事代行の利用などで、意外なほど出費が増えるからです。
女性は「妊娠前」の加入が鉄則!その理由とは
結婚を機に子どもを望んでいる場合、女性は「妊娠前」に医療保険に入ることを強くおすすめします。
◆なぜ「妊娠してから」では遅いのか?
妊娠が分かってから保険に加入しようとすると、以下の制限がかかるケースが一般的です。
「部位不担保」が付く: 今回の妊娠・出産に関するトラブル(帝王切開や切迫早産など)が保障対象外になる。
加入自体を断られる: 妊娠の経過によっては、加入できない場合がある。
帝王切開や吸引分娩、切迫早産による入院は「健康保険適用の治療」となるため、民間の医療保険に加入していれば給付金が受け取れます。出産は予期せぬトラブルがつきものです。安心して出産を迎えるためにも、早めの検討がカギとなります。
見落とし厳禁!結婚したらやるべき保険の手続き
新規加入だけでなく、独身時代から加入している保険のメンテナンスも忘れずに行いましょう。
1. 保険金受取人の変更
独身時代の保険は、受取人が「親」になっていることがほとんどです。結婚後は、配偶者が受け取れるように「受取人変更手続き」を必ず行いましょう。これを忘れると、いざという時に配偶者が保険金を受け取れず、トラブルになる原因となります。
2. 重複保障のカット
お互いに似たような医療保険に入っていませんか? 重複していても給付金は受け取れますが、保険料の無駄です。夫婦で「一つのサイフ」として考え、無駄な特約などを整理しましょう。
3. 改姓・住所変更・口座変更
旧姓のままでも保険は有効ですが、請求時の手続きが煩雑になります。新生活が落ち着いたら、速やかに変更手続きを済ませましょう。
後悔しない保険選びのための3ステップ
最後に、結婚後の保険選びで失敗しないための手順をまとめました。
ライフプランを話し合う:
「子どもは何人欲しい?」「マイホームはいつ?」「老後は?」など、未来の設計図を描くことで、いつ・いくらお金が必要かが見えてきます。
公的保障を知る:
日本には「高額療養費制度」や「遺族年金」があります。国が守ってくれる範囲を知り、「足りない分だけ」を民間の保険で補うのが最もコスパの良い入り方です。
複数の保険を比較する:
1社だけでなく、複数の商品を比較することで、同じ保障内容でも保険料が安いプランが見つかります。
二人の未来を守るために、まずは現状確認を
結婚は、自分だけでなくパートナーの人生も背負うこと。 「まだ若いから大丈夫」と後回しにせず、健康なうちにリスクに備えておくことが、結果として二人の資産を守ることにつながります。
まずは、現在加入している保険証券を二人で持ち寄り、「今の私たちに合っているか?」を確認することから始めてみませんか?
自分たちだけで判断が難しい場合は、プロのファイナンシャルプランナーに相談して、公的保障を含めたシミュレーションを作成してもらうのも近道です。


