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【募集人向け】オンライン面談(Zoom等)での保険募集・重説の注意点とコンプライアンス対策

  • 執筆者の写真: ほけんイージー編集部
    ほけんイージー編集部
  • 7 時間前
  • 読了時間: 4分

 オンライン面談(Zoom、Teams、Google Meetなど)を活用した保険相談は、お客様にとっても募集人にとっても利便性が高く、今や欠かせない募集手法となりました。

 しかし、対面とは異なる「非対面」ならではのルールやコンプライアンス上の落とし穴があるのをご存知でしょうか?「ついうっかり」が説明義務違反や後々の大きなトラブルにつながるケースも少なくありません。


 この記事では、オンライン面談で保険募集や重要事項説明(重説)を行う際の注意点と、実務で使える具体的なコンプライアンス対策をわかりやすく解説します。



オンライン(非対面募集)ならではの3つの注意点


 オンライン面談には、対面にはない以下の3つのリスクが潜んでいます。まずはこれらを認識することが大切です。


① お客様の「本当の理解度」が把握しづらい

 画面越しでは、お客様の細かな表情の変化や「少し戸惑っている」といったサインを見落としがちです。


② なりすまし等のリスク(本人確認のハードル)

 本当に契約者ご本人であるかどうかの確認が、対面よりも難しくなります。


③ 予期せぬシステム・通信トラブル

 音声が途切れたり、画面が固まったりすることで、重要な説明がお客様に伝わっていないリスクがあります。



実務で使える!コンプライアンスを守る具体的なステップ


 それでは、これらのリスクを防ぎ、安心してお手続きを進めるための具体的なステップを見ていきましょう。


ステップ1:厳格な「本人確認」のやり方

 オンラインでは「なりすまし」を防ぐため、対面以上に確実な本人確認が求められます。原則としてお互いにカメラをONにして面談をスタートしましょう。


  • 具体的な手順:運転免許証やマイナンバーカードなどの「顔写真付き身分証明書」を画面に提示していただきます。

  • ポイント:マスクや帽子、サングラスなどを着用されている場合は、本人確認のタイミングだけ外していただくよう丁寧にお願いしましょう。


ステップ2:「録画・録音」による記録保存

 オンライン面談では、「言った・言わない」のトラブルを防ぐために、面談内容の録画・録音(記録保存)が推奨されています。これはお客様を守るためだけでなく、適切な説明を行ったという「募集人自身を守る証拠」にもなります。


  • 同意の取り方:無断での録画はNGです。面談の冒頭で必ずお客様の同意を得ましょう。

    トーク例:「本日はオンラインでのご案内となるため、ご説明漏れがないかの確認と、今後のサービス向上のために録画(録音)をさせていただきますが、よろしいでしょうか?」


ステップ3:画面共有を活用した「重要事項説明(重説)」

 重説の際は、パンフレットや重要事項説明書などを「画面共有」機能を使って表示し、お客様と同じ資料を見ながら進めます。


  • 一方的な説明はNG:画面越しではどうしても募集人が一方的に話す展開になりがちです。

  • 確認のタイミング:1つの項目を説明し終えるごとに、「ここまでで分かりにくい点はございませんでしたか?」「画面の文字は見えていますでしょうか?」と、こまめに同意・確認を挟むのが鉄則です。


ステップ4:通信トラブル発生時の正しい対応

 オンライン面談で最も怖いのが通信トラブルです。「少し音声が途切れるけれど、まあいいか」とそのまま重説を進めてしまうと、「重要な部分が聞こえていなかった(説明義務違反)」とみなされる恐れがあります。

トラブル時の対応ルールをあらかじめ決めておきましょう。



【トラブル発生時の対応フロー(目安)】

状況

募集人の対応

コンプラ上のポイント

音声・映像が一時的に途切れた

すぐに説明をストップし、通信が回復するのを待つ。

途切れた箇所からもう一度説明をやり直す。

お客様の画面が固まった・フリーズ

電話など別の手段でお客様に状況を確認する。

お客様側で画面が見えていない状態での重説はNG。

通信が復旧しない・不安定が続く

無理に進めず、面談を中断・別日程へ延期する。

「聞こえないまま進める」のは絶対に避ける。



オンライン面談を成功させる「事前準備」のポイント


 コンプライアンスを守り、かつスムーズなオンライン募集を行うためには、事前のフォローが明暗を分けます。

面談の日程調整を行う際に、以下のアナウンスをしておくとお客様の不安を取り除くことができます。


  1. 接続マニュアルの送付:Zoom等のURLと一緒に、簡単な使い方の手順(マイクやカメラのON/OFFの仕方など)をメールやLINEでお送りする。

  2. 環境のヒアリング:「当日はパソコンとスマートフォン、どちらでご参加予定でしょうか?」「Wi-Fi環境はおありでしょうか?」と事前に確認しておく。

  3. トラブル時の連絡先共有:「もし当日繋がらない場合は、こちらの番号にお電話ください」と伝えておく。



まとめ


 オンラインでの保険募集は非常に便利ですが、対面以上に「確認」と「記録」のプロセスが重要になります。


  1. 確実な本人確認

  2. 事前の録画・録音の同意

  3. 画面共有とこまめな理解度確認

  4. トラブル時は無理せず延期


 この4つのルールをしっかり守ることで、コンプライアンス違反を防ぎ、お客様からの信頼獲得にもつながります。ぜひ次回のオンライン面談から意識して実践してみてください。

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