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持病や既往歴があっても諦めない!引受緩和型保険の選び方と告知の注意点をFPが徹底解説

  • 執筆者の写真: ほけんイージー編集部
    ほけんイージー編集部
  • 1 時間前
  • 読了時間: 5分

「持病があるからもう新しい保険には入れない」

「持病が悪化したらどうしよう」


と不安を抱えている方は少なくありません。しかし、諦めるのはまだ早いです。


 近年は「引受緩和型保険」の選択肢が広がり、持病をお持ちの方でも備えを得やすくなっています。大切なのは、メリット・デメリットや告知の仕組みを正しく理解し、無駄のない最適な保険を選ぶことです。本記事でわかりやすく解説します。



持病があっても入れる「引受緩和型保険」とは?


「持病がある」「過去に大きな病気で手術をした」という理由で、一般の医療保険への加入を断られた経験がある方もいるかもしれません。

そのような方のために開発されたのが「引受緩和型保険(ひきうけかんわがたほけん)」です。


引受緩和型保険の基本概要

 引受緩和型保険とは、保険会社へ提出する「告知(健康状態などの質問)」の項目が通常より少なくなっており、持病や既往歴があっても申し込みやすい保険のことです。

「持病の悪化や再発」による入院・手術も保障の対象となる点が大きな特徴です。


一般的な医療保険との3つの違い

 通常の医療保険と引受緩和型保険の主な違いを以下の表にまとめました。

項目

一般の医療保険

引受緩和型医療保険

健康状態の告知項目

5~10項目程度(詳細)

3~4項目程度(簡略化)

保険料

標準的

割高(通常より高い)

持病・持病の悪化への保障

部位不保障等の条件付きになる場合あり

保障対象となる

加入のしやすさ

基準が厳しい

基準がゆるやか



私は入れる?引受緩和型保険の主な「告知項目」とフローチャート


「自分の状態でも入れるのだろうか?」と疑問に思う方向けに、実際の告知質問内容と判定フローを整理しました。


主な告知質問(はい/いいえ で回答)

 引受緩和型保険の告知項目は、主に以下の3〜4問で構成されています(保険会社により多少異なります)。


  1. 直近3ヶ月以内に、医師から入院・手術・検査を勧められたことがありますか?

  2. 過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか?

  3. 過去5年以内に、がん(悪性新生物)で入院・手術・医師の診察を受けたことがありますか?


 上記がすべて「いいえ」であれば、持病があっても申し込める可能性が高いです。


あなたが選ぶべき保険判定フローチャート

 まずは以下のステップで自分がどの保険を検討すべきか確認してみましょう。



損しないために!持病がある人の保険選び「3ステップ」


 「持病があるから」といきなり引受緩和型保険を選ぶと、保険料で損をしてしまうことがあります。必ず以下の3つのステップで検討を進めましょう。

ステップ1:まずは「通常の医療保険」の加入可能性を探る ▼ ステップ2:厳しければ「引受緩和型保険」を検討する ▼ ステップ3:最後の手段として「無選択型保険」を検討する


ステップ1:まずは「通常の医療保険」に部位不保障などで入れないか試す

 まずは保険料が一番安い「通常の医療保険」に打診します。「特定部位不保障(例:胃の病気だけ1年間保障対象外にする)」などの条件が付けば、通常保険に入れるケースがあります。


ステップ2:厳しければ「引受緩和型保険」を検討する

 通常保険の加入が難しいと分かった段階で、今回のメインである「引受緩和型保険」を検討します。持病もしっかり保障されるため、現実的かつ最もバランスの取れた選択肢となります。


ステップ3:最後の手段として「無選択型保険」を検討する

 引受緩和型の告知にも引っかかってしまう場合の選択肢として、健康状態の告知が一切不要な「無選択型保険」があります。ただし、保険料がかなり高額で保障内容に制限も多いため、最終手段として考えましょう。



知っておくべき引受緩和型保険のメリット・デメリット


 契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、長所と短所を正しく把握しておきましょう。 


メリット

  • 持病の悪化・再発も保障される: 既に持っている病気が進行して入院・手術になった場合も給付金が支払われます。

  • 手続き(告知)がわかりやすい: 質問項目が少なく、「はい」「いいえ」で直感的に答えやすい内容になっています。


デメリット

  • 保険料が割高: 保険会社側の引き受けリスクが高いため、一般的な医療保険に比べて保険料が高めに設定されています。

  • 支払削減期間が設けられている場合がある: 一部の商品では「加入後1年間は給付金が50%に削減される」といったルールが存在します(※最近は削減期間がない商品も増えています)。



自分に合った引受緩和型保険を選ぶ際のチェックポイント


 引受緩和型保険は多くの保険会社から販売されています。比較検討する際は以下の3点に注目してください。


  1. 支払削減期間の有無

    加入直後から保障が100%受け取れるタイプか、1年間の削減期間があるタイプかを確認しましょう。

  2. 特約(オプション)の充実度

    がん診断一時金や先進医療特約、三大疾病の支払い免除特約などが付加できるかをチェックします。

  3. 告知項目の細かな違い

    「過去2年以内」としている会社もあれば「過去1年以内」としている会社もあります。1社でダメでも他社なら告知をクリアできるケースがあります。



まとめ

 持病や既往歴がある方の保険選びは、「無駄な保険料を払わないこと」と「本当に必要な保障を確保すること」のバランスが命です。1人で悩んで自己判断で諦めてしまったり、いきなり高い保険に飛びついたりせず、保険の専門家(FPなど)に相談しながら複数の保険会社を比較して、あなたに最適なプランを見つけていきましょう。


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